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ウォッチ用語辞典(ウォッチ編)

 
ウォッチ編
アナログウォッチ
  数値を連続的に表す方式。一般には、文字盤上の12ヶ所の数字と時分針とで時刻を読み取る時計。
→対義語:デジタルウォッチ
アンクル
  時計の歯車の回転を調節するいかり型の金具。

アヴィエーションウォッチ

  航空時計のこと。コンパスや高度計、計算尺、飛行方向ガイドなどがダイアルに収められた時計。
アズモメーター
  ドクターウォッチのひとつ。1分間の呼吸数を計測するため、ダイアルにはそのためのサークルと数字が描かれている。
アラームウォッチ
  セットした時刻を音で知らせる機能の付いた時計。
石(いし)
  ムーブメント(機械)に内蔵された歯車を上下から挟む軸受部分に使用する軸の石。人造ルビーやサファイアなど、非常に硬度の高い石を研磨することによって摩擦を減らす役割を持つ。この石を何個使用したかを示すのが「17石」などの表記。複雑時計になればなるほど石数は増える。
インデックス
  文字盤の数字目盛り。数字の他に、棒状のものや丸、楔形のマークもある。
永久カレンダー
  月日、曜日の表示はもちろん、4年に1度のうるう年も把握して自動調整する機構。英語でパーペチュアルカレンダーともいう。
エキゾチックダイアル
  ロレックス・デイトナのダイアルデザインのひとつ。1960年代から限られた数年間しか作られなかったため、その数が少なく希少価値を生んでいる。
エクセルシオパーク
  スイスのムーブメント専門メーカーのひとつ。「新しいクロノグラフコンピューター」として自社のクロノグラフを宣伝。
ETA
 

スウォッチを開発したことでも知られるスイスのムーブメント専門メーカーのひとつ。手巻きからクォーツまでのムーブメントを製造し、現在はスォッチグループの傘下企業となっている。

エボーシュ
  ムーブメント専業メーカーが生産する機械のこと(本来はムーブメントの部品を表わす名称)。大半のメーカーは、このムーブメントを購入してアセンブリ(組立)する。
エル・プリメロ
  世界初の専用設計自動巻きクロノグラフムーブメント。1969年にモバート社とゼニス社によって開発されたムーブメント。
オメガ
  1848年創立のスイス時計メーカー。代表モデルに、シーマスターやコンスチレーションなどがある、特に有名なのがスピードマスター。この時計はNASAによる数々の耐久テストを突破しアポロ計画に採用。
回転計算尺
  ベゼルの目盛りとダイアル外周の目盛りを合わせて計算をおこなう道具。
回転ベゼル
  回転するタイプの目盛りが付いたベゼル。
カウントダウン
  任意の時間がゼロに戻っていくこと。スポーツウォッチなどで、スタートのタイミングを知るために使われる。
カラフ
  クロノグラフのこと。
カレンダー
  数字や文字を小窓に表示することにより日付や曜日を知らせる機能。文字盤外周の数字を針で指して日付を示すものをポインターデイト式という。
キャビノチェ
  優秀な時計職人のこと。18世紀のジュネーブの時計職人たちが屋根裏部屋(キャビネット)にアトリエを構えたことに由来する。
キャリバー
  ムーブメント(機械)の形式名。サイズや機構を数字や文字で表わす。
ギョーシェ
  文字盤に機械で模様を装飾した彫り込みのこと。
金張りケース
  ケース素材は金無垢(K14、K18が多い)とステンレススチールに大別 される。そして「ゴールドフィル」と称される金張り、金をミクロン単位 貼り付けた「ゴールドプレート(GP)」がある。
クオーツ
  水晶発振子を使用した時計。水晶は電圧をかけると収縮し、電圧をかけることをやめると元に戻る性質がある。この収縮と元に戻る動きを振動に変えて、時計を制御する。
クラスプ
  ベルトの開閉式留め金具、革ベルトのDバックル(デュプリメントバックル)がその代表。
クロノグラフ
  スポーツなどで使うストップウォッチの機能を通 常の時計に取り込んだもので、スタンダードタイプはクロノグラフ秒針、30分計、12時間計が付いている。
クロノメーター
  スイス公認クロノメーター検査協会(C.O.S.C)の精度検査に合格した高精度の精密時計。
ケースの形状
  丸形は「ラウンド」、長方形は「レキュタンギュラー」、樽型の「トノー」、座布団形が「クッション」と呼ばれている。また、楕円の「オーパル」、正方形の「カレ」などもある。
コートドジュネーブ
  ムーブメント(機械)の金属部分に施された研磨仕上げ。内部構造を見せる演出を施した時計では、地板からブリッジにいたるまで、この仕上げを採用したものが多い。
サファイアグラス
  サファイアと同じレベルの硬さをもつガラス。透明度が高く、表面 が傷つきにくい。
自動巻き
  腕の動きに合わせて内蔵されたローター(回転式)が回り、それによってゼンマイが巻かれるシステム。
ジャンピングアワー
  時刻表示が文字盤上の小窓に示されるシステム。時刻を表わす数字が瞬時に変わることから名づけられた。
ジュネーブ・スタンプ
  「クロノメーター」の約3倍もの厳しいテストをクリアした時計に与えられる称号。これは自社内でのテストでその使用が許可されているが現在でもパテック・フィリップ社などわずか数ブランドにしか使われていない。そして、これらはムーブメントにその証である刻印が入る。
シースルーバック
  裏ブタにガラスを使用した時計。ムーブメントやローターの動きが見える。
スクリューバック
  防水性や防壁性、気密性を高めるためにケースの裏ブタがねじ込み式になっている時計。
スケルトン
  内部構造をガラス越しに見ることができる時計。必要最小限までムーブメントを骸骨のように削り落としている。
スナップバック
  圧入式の裏ブタのこと。スクリュウーバックほどの防水性はないが、日常生活で不自由しない程度の防水性を備えている。

スプリットセコンド

  メイン秒針と独立した停止機能を備えた秒針で、「分割秒針」とも呼ぶ。スタートボタンを押すとメイン秒針とともに動き始めるが、次にボタンを押すと停止し、さらにボタンを押すと先に進んでいるメイン秒針に即座に追いつき計測を続ける。この機能を利用すれば、例えばレースなどで二者の経過時間を個別 に計測したり、ラップタイムを計ることができる。
スモールセコンド
  独立したインデックスをもつ小秒針。
センターセコンド
  秒針が時針、分針とともに中心軸にあるタイプの時計。
ゼンマイ
  時計の動力源となる特殊合金のばね。非常に柔軟でさびにくい。
耐振装置
  時計を衝撃からプロテクトするために天真の穴石などに保護カバーを付けた構造。この方式を採用した耐震時計には「ショック・レジスト」などの表記が文字盤に見られることがある。
耐磁
  機械式腕時計のトラブルのほとんどがムーブメント(とくにツメ石や天輪部分)の帯磁。これを回避するために軟鉄性の二重ケースやケース自体を耐磁性素材にしてしまうことなどが考案されるようになってきた。最もこの分野で有名なのはIWCで1930年代から開発を始めたパイロットウォッチに採用され、その技術が現行シリーズの「インジュニア」に反映されている。
ダイバーズウォッチ
  防水処理を施したダイバー用時計。潜水時間を計測できる回転ベゼルや、暗い水中でも蛍光塗料の効果 で時間や時刻を読み取れるような工夫が施されている。通常はISO (国際基準化機構)規格をクリアしたものを呼ぶ。ファッション性も高く、若者を中心に人気を呼んでいる。
タキメーター
  クロノグラフでスピードを測定表示するシステム。一定の距離を通 過する時間を計測して時速を表示する。「ロッレクス・デイトナ」が有名。
脱進機
  ムーブメントの解説などでよく出てくる言葉。これは「エスケープメント」と称される構造で、ゼンマイが解けるエネルギーをコントロールしている。
デジタル
  数字によって表示するシステム。LED表示のクォーツだけでなく、日付表示もデジタルと呼ぶことができる。
手巻き
  リュウズを手で回してゼンマイを巻くタイプの時計。
トウールビヨン
  重力によるムーブメントの誤差を平均化させて補正するシステム。18世紀の天才時計師アブラム・ルイ・ブレゲが発明した画期的な技術で、フランス語で「渦巻き」を意味する。
梨地仕上げ
  メッキを避けてステンレススチールなどに細かな凸 凹を付ける技法。
日差
  時間の漏れや進みなどの誤差を数字で表わしたもの。取り扱い説明書などに「±20秒以内」などと記述されている。クォーツ時計では月差として記述されている場合が多い。
バルジュー(Valjoux)
  1901年にスイスで創業のエボーシュメーカー。1973年に現在まで人気の高いムーブメントとして生産が継続されている自動巻きクロノグラフ・ムーブメントCal.7750を発表。また、生産が打ち切られたCal.22、23、72C、88などのいわゆるクラシックタイプのキャリバーは、最高級ウォッチの価値ある心臓部としてマニア垂涎の的でありつづけている。その造形は、単に機械という枠を越えて、見る者の心をとらえて離さない芸術美を有している。
パワーリザーブ・インジケーター
  手巻き式に多く見られるゼンマイの巻き上げ(パワーリザーブ)の残量 を表示する機能。
フライバック(レトログレード)
  針が円運動ではなく、扇形状の反復運動をする機構。分針がフライバックの場合、扇の外周が60分インデックスとなり、針が目盛りの終点(60分)に来ると瞬時に0分の位 置に戻る。
ビート数
  1時間あたりのテンプ振動。振動数が高ければ高いほど精度も上がるといわれている。
ヘアライン仕上げ
  金属に髪の毛のような細かいラインを入れた表面 仕上げ。光沢を抑え、ツヤ消しにするための技法。
ベゼル
  ガラス部分の周囲にある飾りや目盛りを付けたリング。クロノグラフではタキメーター目盛りなどが刻まれている場合が多い。
ボーイズサイズ
  メンズとレディースの中間サイズ。日本独自の呼称で、欧米ではS(スモール)、M(ミディアム)、L(ラージ)と呼称される。
マイクロローター
  自動巻きのローター軸を中心から外すことで小型化と薄型化を実現したローター。1906年のミラノ博覧会で、「トリ・コンパックス」を発表した「ユニバーサル・ジュネーブ」が特許をもっている。
マザー・オブ・パール
  真珠母貝のこと。文字盤によく使用される素材で、見る角度によって微妙に色が変化する
マニファクチュール
  時計を一貫生産できる会社。
ミニッツリピータ
  任意の時間にレバーあるいはボタンを作動させることによって、音で時刻を知らせる時計。単なるアラーム時計とはまったく異なる。通 常、時、四半時、分の3系統によって時を告げる。例えば2時17分の場合、時チャイムが2回、続いて四半時チャイムが1回、分チャイムが2回鳴る。
ムーブメント(キャリバー)
  ケースやガラス、ベルトなどを除いた腕時計の心臓部ともいえる機構の総称。機械式時計の場合、手巻きムーブメントと自動巻きムーブメントに大別 さえる。キャリバーはムーブメントの形式を表わす場合に使われる用語。
ムーンフェイス
  月齢表示付きの時計。18世紀に時計技師ブレゲが懐中時計に採用。1940年代から腕時計にも使われるようになった。月と星が描かれた円盤が小窓の下で回転する仕組みになっている。小窓に現われた月の満ち欠けが実際の月と一致する。
目盛り
  英語では「インデックス」。書体違いで「ローマ数字」、「アラビア数字」、そして数字が飛んでいれば「飛び偶数数字」とか見た目の状態でさまざまな名称がある。また、数字ではなく形状が〇なら「ドット」、棒状なら「バー」という名称が付く。これらに夜光塗料(トリチュウムなど)がついていれば「夜光インデックス」仕様などと呼れる。
ラグ
  ベルトやブレスレットとケースの接合部分。
リューズ
  ゼンマイの巻き上げや時刻合わせなどに使用する部分。漢字では「竜頭」、英語では王冠を意味する「クラウン」と呼ばれる。
レギュレーター
  かつて時計職人が製作した時計の時刻を調整するために用いた標準時計のこと。現在では、時、分、秒がそれぞれ独立して配置された時計をいう。通 常は、インデックスがある文字盤外周に日付が表示されている。
ローター
  自動巻き時計のゼンマイを巻き上げるための回転部分。腕の動きを軸の中心とした回転運動に変換して巻き上げの動力とする。通 常はムーブメントの裏ブタ側にあり、シ−スルーバックの時計ではデザイン上の細工が施されている場合もある。また、ローターをダイヤル側に見せ、デザインの重要なファクターとした「ペルレ」の時計などもある。
ワールドタイマー
  時刻の時間だけでなく、世界各地の時刻を表示する機能を持った時計。シンプルなも   のとしては、24時間表示のGMT針と、時差にあわせて都市名を書き込んだ回転ベゼルを組み合わせたものがある。最近では、回転ベゼルの都市名を12時方向に合わせることで時刻を瞬時に表示する高度なものも登場している。
 
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