CASE

打ち抜き

全てのケース製造は、円盤状のベース材の製作から始まります。 厚さ1cm以上もの板材を打ち抜き、ケース製作の元になるベース材が作られます。

ケースブランク製作

ベース材に複数回の型打ち成型と、粗切削を施し、精密加工が出来る状態のケースブランクを製作します。

NCマシニング

ケース内側や、ベゼル勘合部分について、1/100mm単位の数値制御によるNCマシニング(プログラミング切削)が施されます。 NCマシニング加工では、熱によって素材が変形してしまうことを防ぐために、吸熱性のある特殊オイルを常時吹きかけながら慎重に作業を行います。

穴切削

角度上、NCマシニング加工が困難なケース内側からの穴開け加工は、一つ一つ職人による手作業で行われます。

研磨

全ての切削工程を終えると、最後は熟練した研磨職人による手作業にて、一つ一つを丁寧に磨き上げます。 歪みの無い鏡面や、シャープな筋目仕上げが、卓越した職人の手によって施されていきます。

完成

完成したケースは、研磨仕上げの品質検査や防水試験など、厳しい品質検査をクリアしたものだけが組立工程へと進んでいきます。